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その他福岡15(特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律違反)

その他福岡15(特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律違反)

福岡高等裁判所/平成17年(う)第35号

主文
不詳

理由
 
原判決は,本件においては,被告人が逮捕直前に自販機荒らしをしたことを推認させる客観的な証拠はなく,ホームレス生活をしていた被告人の,逮捕された20分くらい前に工具類の入った土のう袋を道端で拾い,何かに役立つかもしれないと考えて自転車の前かごに入れていたとの弁解を否定することはできず,ホームレス生活をしていた被告人が本件バールを持ち歩くのを直ちに「業務その他正当な理由による場合」に該当しないと認めるには合理的な疑いがある、として無罪とした。
 
しかし,特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律4条にいう「業務その他正当な理由による場合を除いて」とは,職務上あるいは日常生活上の必要性から,社会通念上,正当と認められない場合をいうと解するのが相当であり,その有無は,携帯者の職業や携帯の状況等の客観的要素及びその者の携帯に係る動機・目的・認識等の主観的要素を加味して総合的に判断すべきである。なお,正当な理由がなく法4条該当の工具を隠匿携帯したものである以上,建物に侵入して犯罪を行うという意図が必要であるということはできないほか,仮に侵入盗以外の違法目的があったとしても,本条の該当性を左右しないと考えられる。 
 
そこで,正当な理由の有無について検討するに,(ア)被告人が,通常,人の行動する時間とは言えない深夜に,自転車で市中を徘徊していたこと,(イ)その際,被告人が,ホームレス生活をしていたというにもかかわらず,寝具,防寒具,食器類,洗面用具などの生活用具は携帯せず,若干の食品や水などを除けば,法4条,2条3号,特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律施行令2条2号に該当すると認められる本件バールをはじめ,容易に窃盗用具に転用可能な工具類や,マスク,軍手,懐中電灯を土のう袋の中に携帯していたこと,(ウ)被告人が本件工具類を携帯するに至った経緯につき,捜査段階の当初は,道路工事現場の資材置き場から盗んだ旨供述し,その後も次々と供述を変更して,結局,逮捕された現場付近の道端に,土のう袋に入って落ちていた工具類を拾ったと供述するに至っていること,(エ)このように供述が変遷した理由は,警察に逮捕されて気が動転し,頭が混乱していたためというのであって,到底,人を納得させるものではなく,本件工具類を携帯した明確な目的を説明することができなかったことなどからすると,被告人は職業上の必要性(被告人は日雇い仕事をしていたというが,仕事上の必要から携帯していたとは主張していない。)はもとより,生活のために必要があって携帯していたとも認められず,したがって本件バールを隠して携帯することが,「業務その他正当な理由による場合」でないことは明らかである。

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