このページはこのような方を対象としています。
- 福岡市営地下鉄空港線の祇園駅で痴漢をしてしまい、福岡市博多区博多駅前の博多警察署に連行されて逮捕されました。被害者の女性に謝って示談してもらいたいのですが、連絡先も分からず困っています。
- JR鹿児島本線の赤間駅で盗撮をしていたのが駅員に見つかり、通報されて宗像市東郷の宗像警察署に逮捕されました。被害者と示談して許してもらい、できることなら告訴しないで貰いたいです。示談について弁護士に相談できますか。
- JR鹿児島本線の折尾駅近くの風俗店で禁止されている本番行為をしてしまいました。風俗嬢から北九州市八幡西区光明の折尾警察署に告訴すると言われ、高額の慰謝料を要求されています。きちんと示談したいのですがどうしたらいいか分からず困っています。
九州・福岡の刑事事件で、示談や和解を締結する。
アトムの弁護士なら、九州・福岡の刑事事件で、示談や和解の締結に努めます。
刑事事件を重点的に取り扱うアトムの弁護士であれば、ご依頼者様に代わって被害者の方に謝罪し、示談や和解を締結することができます。示談を締結するためには、まず被害者の連絡先を知る必要があります。弁護士が付いた場合は、ご依頼者様が被害者の連絡先を知らない場合でも、弁護士が検察官から被害者の連絡先を知ることができる場合があります。最終的に被害者と示談が締結できれば、刑事事件としても、民事事件としても、ご依頼者様に有利になります。
示談や和解を締結する具体的な流れ
① 検察官から被害者の連絡先を入手します。
ご依頼者様が被害者の連絡先を知っている場合は、被害者の方にご依頼者様に弁護士が付いた旨を連絡し、面会の日時を設定してもらいます。ご依頼者様が被害者の連絡先を知らない場合でも、弁護士が付けば、検察官から被害者の連絡先を教えてもらえるケースが多いです。被害者側としても、「加害者本人ではなく、弁護士に限って連絡先を教えるのであれば…」ということで、安心いただけるようです。
② 被害者の方と面談して、ご依頼者様に代わって謝罪します。
被害者との面会は、弁護士がご依頼者様に代わって行います。加害者であるご依頼者様本人が被害者と面会することは、相手方の強い要望がない限りありません(相手方が「加害者が直接来て謝るのであれば、示談を考える。」というようなケースでは、弁護士とご依頼者様が一緒に謝りに行く場合もあります。)。ご依頼者様には、その代り、被害者への謝罪の気持ちを手紙に記してもらうことになります。
③ 示談書を作成して、被害者の方からサインをもらいます。
被害者との面会においては、謝罪の後、適切な額の示談金を提示し、示談の締結に向けて交渉します。示談の条件がまとまると、被害者からサインをもらい示談書を作成して、後日の紛争の蒸し返しを防止します。示談の締結においては、刑事事件的にも、民事事件的にも、ご依頼者様に有利な内容になるように努めます。作成した示談書は、事件終了後もアトム福岡支部で保管・管理します。
示談や和解が締結できた場合のメリットは。
被害者と示談や和解が締結できれば、今後の刑事事件の手続きにおいて、ご依頼者様に有利な事情となります。具体的には、示談が成立したことを理由に、事件が起訴されなかったり、留置場から釈放されたり、判決に執行猶予が付されたりすることがあります。相手方である被害者と仲直りした以上、国家としても必要以上に重く処罰する必要がないと考えられるからです。
また、刑事事件上で締結された示談の効果は、民事事件にも派生します。つまり、刑事事件で示談を締結すれば、将来的に民事事件として損害賠償を請求される可能性がなくなります。示談とは、刑事・民事を問わず、当事者間で今回の事件を精算する合意のことを言うからです。刑事事件で弁護士を選任して示談を締結すれば、民事事件としての紛争も一挙に解決することができるのです。